2013年10月20日日曜日
べス・オートン / スーパーピンキーマンディ
Beth Orton / Superpinkymandy(1993年リリース)
①Don't Wanna Know Bout Evil ②Faith Will Carry ③Yesterday's Gone ④She Cries Your Name ⑤When You Wake ⑥Roll the Dice ⑦City Blue ⑧The Prisoner ⑨Where Do You Go ⑩Release Me
【アルバムについて】
まだ20世紀だった頃、べス・オートンの"Best Bit"という作品のジャケットを見て一目惚れしてしまった。そのルックスにフィットした素晴らしい声、来日公演で見た折れそうなくらい細い腕で爪弾くギターの音、それ以上何も要らないと思った。このべス・オートンの1stアルバム『スーパーピンキーマンディ』では、ウィリアム・オービットがそのサウンドを全面的にバックアップしており華美に感じる嫌いがあるが、ケミカル・ブラザーズの曲'Where Do I Begin'に彼女のヴォーカルがフィーチャーされ注目を集めたこともあり、好みの問題だろう。④を作り直したものが2ndアルバム『トレイラー・パーク』の1曲目として収録されており、こちらの方が彼女の良さを引き出せていると個人的には思う。
そんな風に大好きだったべス・オートンだが、2002年に発売されたアルバム『デイブレイカー』がCCCDだったことが切っ掛けで、フォローするのを止めてしまった。つい先日の来日公演も行かなかった。ちょっと後悔していて気分を切り替えようと思い、ここで取り上げてみた。ケミカル・ブラザーズとのコラボも含め、『トレイラー~』以降とは大きく異なる作品を彼女がリリースしていたことを知らないファンも居るのではないだろうか。
【オススメ度】★★★☆☆
Wikipediaによると、この『スーパー~』は日本で5,000枚程度しか作られなかったらしく、また本人も『トレイラー・パーク』を1stアルバムとして言及しているようだ。『トレイラー~』ではウィリアム・オービットと懐を分かち、それ以降トラディショナルな音楽を演奏している。なので最初に聴く彼女自身の作品としては『トレイラー~』をお勧めするが、下のAmazonのリンクでは、①と⑨が収録されたベスト盤を紹介している。(k)
【hiroumiの感想】
ベス・オートンって、今回この記事の下書きを見るまで、俺はずっと男だと思っていた。まずはそこからいろいろイメージが崩れていったし、そしてこのアーチストを選んだkakudaya氏の好みからもっとバリバリなUKロック風シンガーなのかと思って下のYouTubeの①を聴いてみたら、アンビエント風なバックトラックで歌われていてさらにイメージが崩れていった。なんでもウィリアム・オービットを組んでいたこともあるらしくて、オービットというとこれも俺のイメージだけどそれこそアンビエント風な音楽性だったので、そこでようやく納得できた。しかし何で男だと思っていたんだろうな、ベスってどう転がっても女性名なのにね。
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