2013年9月1日日曜日

デフ・レパード / オン・スルー・ザ・ナイト


Def Leppard / On Through The Night

Def Leppard / On Through The Night(1980年リリース)
① Rock Brigade ②Hello America ③Sorrow Is A Woman ④It Could Be You ⑤Satellite ⑥When The Walls Came Tumbling Down ⑦Wasted ⑧Rocks Off ⑨It Don't Matter ⑩Answer To The Master ⑪Overture

【アルバムについて】
デフ・レパードがデビューした時はNWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・へヴィ・メタル)の担い手としてアイアン・メイデンやサクソンと共に出てくる名前だったが、今の耳で聴くとへヴィ・メタルという感じはしない。だけど俺の記憶では80年代最初の頃はこれがへヴィ・メタルと言われた音だった。アイアン・メイデンだって初期の音はスカスカだしねw バンドメンバーたちはNWOBHMに括られるのは嫌だったようで、それは後の3枚目のアルバム"Pyromania(邦題『炎のターゲット』)"や4枚目の"Hysteria(邦題『ヒステリア』)"といったアルバムの世界的大ヒットによってメロディックなハード・ロック・チューンを主体とした独自の路線を突き進むことになる。デビュー時からすでにアメリカのマーケットを意識していたのかなと②のタイトルから思ったりするけどね。ただアイアン・メイデンやサクソンと言ったバンド達と比べると、デフ・レパードのデビュー時というのはあまり話題にはなっていなかったかもしれない。このアルバムだって日本盤が出たのは後に『炎のターゲット』がヒットしてからじゃなかったかな。そこはちょと記憶が曖昧だけど。

【オススメ度】★★★☆☆
本文にも書いた『炎のターゲット』や『ヒステリア』を聴いて好きになった人だったら聴くべきアルバムではあるが、最初の1枚としては全くオススメしない。余談だが、このアルバムのタイトルとなっている"On Through The Night"という曲が2枚目の"High'N'Dry(邦題『ハイ&ドライ』)に入っているが、改めて聴いてみてデビューアルバムの色とはちょっと違うから2枚目に入れたのかなと思った。(h)

【kakudayaの感想】
俺が学生時代にメタルな友人からHR/HMの手ほどきを受けるために借りたCDのうちの一枚が、デフ・レパードの『ヒステリア』だった。他にはボン・ジョヴィ、ストライパー、グレイト・ホワイト、ナイト・レンジャーなど。で、デフ・レパードと言えば、やっぱり『ヒステリア』収録の「アーマゲドン・イット」の空耳と、あとはドラマーのリック・アレンが片腕なのにスゲェ!ってぇのと、えーと、あと何だろ…。うーんと、とりあえず初期の頃はオーソドックスなハードロックだったんだなぁという感想です。



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