2013年11月17日日曜日

ウィーザー / ウィーザー


ウィーザー / ウィーザー

Weezer / Weezer(1994年リリース)
①My Name Is Jonas ②No One Else ③The World Has Turned and Left Me Here ④Buddy Holly ⑤Undone – The Sweater Song ⑥Surf Wax America ⑦Say It Ain't So ⑧In the Garage ⑨Holiday ⑩Only in Dreams

【アルバムについて】
日本人の女性と結婚し、2013年にはALLiSTERのスコット・マーフィーと全歌詞日本語で歌われるアルバム『スコットとリバース』を発売するなど国内でもブレイクしそうな気配があったリヴァース・クオモ。結局はそのアルバムのプロモーションのみでそれ以降メディアへの露出もすっかり減り、日本でのマーティ・フリードマンの認知度を超えるまでに至っていないなぁという感じ。そんな親日家リヴァースが中心メンバーを務めるパワーポップなバンドがウィーザーだ。通称「ブルーアルバム」と呼ばれるこのセルフタイトルのデビュー作は、ザ・カーズのリック・オケイセックをプロデューサーに迎え、シングルカットされた④と⑤のPVはスパイク・ジョーンズが手掛けるなど(なぜかWindows95のCD-ROMには④のPVが収録されていたり)、力を入れただけあっていきなり成功を収めることとなる。続く2ndアルバム『ピンカートン』は96年発売当時、日本以外の地域では良い評価を得ることができなかった。その後もバンドは休止やメンバーの脱退など紆余曲折ありながらも活動を続け、2009年には7thアルバム『ラディテゥード』を発売しているが、ファンの間では1stアルバムと2ndアルバムの評価が高いのではないだろうか。

【オススメ度】★★★★★
Weezerを聴くならこの1stから!

ところで日本では主にパワーポップと形容される彼らだが、いつの間にかエモと呼ばれるジャンルに組み込まれていたりもする。俺は未だにエモってジャンルを全く把握できていないから良くわからない。(k)

【hiroumiの感想】
90年以降のシーンをしっかり追っていないから漠然としたイメージなんだけど、ある時期から耳にするバンドの音って静かなアコースティックな導入からいきなりジャーンと騒がしくなる展開なのが多いなと思うことがあって、後追いでこのアルバムを聴いて「元凶はこいつらか?」って思ったのですよ。①なんかまさにその典型じゃないか。実際はそういう流れができていたのかは分からないけど、影響力は間違いなくあるんだろうね、このアルバムは。ありきたりだけど、④のメロディが好きだな俺は。



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