2013年7月21日日曜日

U.K. / 憂国の四士


U.K.

U.K.(1978年リリース)
①In The Dead Of Night ②By The Light Of Day ③Presto Vivace And Reprise ④Thirty Years ⑤Alaska ⑥Time To Kill ⑦Nevermore ⑧Mental Medication

【アルバムについて】
元キング・クリムゾンのジョン・ウェットンとビル・ブラッフォード、フランク・ザッパのバンドにも在籍したエディ・ジョブソン、そしてアラン・ホールズワースの4人によるバンドのデビュー・アルバム。「どプログレ」な演奏が満載な複雑な演奏、そして俺にとってはエディ・ジョブソンのキーボードがプログレを彷彿とさせる。①~④が組曲的になっているところなんかも。しかしブラッフォードとホールズワースはもっとジャズ寄りなものをやりたいということでこのアルバムだけで脱退しちゃうというのもメンバーチェンジの激しいプログレッシブ・ロックならではというところか。あと、俺は人に「UKロックは嫌いだけど、ブリティッシュ・ロックは好き」というようなことを言うのだけど、これは典型的ブリティッシュ・ロックだと思う。様式美というものが曲の至る所で感じるからだ。バンド名はUKなんだけどね。

【オススメ度】★★★★★
スタジオ録音のアルバムは2枚しかないからどちらも聴くべし。ビル・ブラッフォードのドラムが好きならこっち、テリー・ボジオのドラムが聴きたかったら2枚目の『デンジャー・マネー』を。(h)


【kakudayaの感想】
当時は電子楽器って未来的なサウンドだったはずなのに、今聴くとどうしてこんなに時代を感じさせるものになるのでしょうか。このバンドに限らず、プログレとか長くて複雑な音楽を聴いていると、良い意味でも悪い意味でもパンクロック的な衝動ってのが理解できる気がします。ってネガティヴに捉えられてしまうような感想でゴメンなさい。



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